腟カンジダ症について
CANDIDA
腟カンジダ症について
腟カンジダ症ってこんな病気
  • POINT 1
    女性に特有の一般的な病気で、女性の5人に1人が経験しています。
  • POINT 2
    腟のなかにいるカンジダ菌が増殖し、おりもの・かゆみ等の不快な症状をおこす疾病です。
  • POINT 3
    ホルモンバランスの変化や、ストレス、抗生剤の服用等で免疫が低下すると発症しやすい疾病です。
腟カンジダ症ってこんな病気
腟カンジダ症は、カンジダ属の真菌感染によって外陰部や腟にかゆみや腫れ、白いおりものなどがみられる感染症です。
カンジダ菌自体は、健康な女性でも皮膚・口の中・消化器・腟に存在している“常在菌”です。それが、風邪・疲労・ストレス、ホルモンバランスの変化、抗生剤の使用等で免疫が低下すると、腟の中で増殖して発症します。
また、性的接触が原因でカンジダに感染することもあるため、感染したパートナーがいる場合には注意が必要です。他の性感染症にかかっている場合にも腟カンジダ症を発症しやすくなります。女性の5人に1人が経験する女性特有の疾病でもあります。

こんな時は、
ぜひ検査してください

1腟またはその周辺にかゆみがあるとき

2腟がヒリヒリと痛く、熱く感じるとき

3腟の外陰部に発疹や発赤がでたとき

4排尿時の痛みがあるとき

5性交渉時の痛みがあるとき

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    • 淋菌
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腟カンジダ症検査について
腟カンジダ症の原因となる真菌は健康な人の皮膚、性器や口の中といった粘膜にも普段から存在する常在菌であるため、厳密な潜伏期間は分かりません。
ですが、真菌が増殖すると1日~1週間で発症するとされています。検査は腟分泌物中に真菌が存在しているかどうかを顕微鏡で調べるものになります。
検査内容
カンジダ菌が存在しているかどうかを
調べます。
検査するタイミング

検査するタイミング

症状が現れたとき
検査する検体

検査する検体

腟擦過物
検査結果の解釈

検査結果の解釈

  • 陽性
    カンジダ菌が検出されました。
  • 陰性
    カンジダ菌が検出されませんでした。

※本サービスは、登録衛生検査所による受託検査サービスです。検査結果報告書は医師の診断書ではありません。
※本サービスによる検査結果は測定値であり、診断結果ではありません。

腟カンジダ症の予防法
規則正しい生活を心がけ、免疫力を高め、腟カンジダ症の発症、または再発を防ぎましょう。

1下着を清潔にする

2排尿や排便の際は、前方から後方へ拭く

3タオルの共用をしない

4睡眠を十分にとり、ストレスを溜めない

5性行為の際には、コンドームを正しく使用する

よくあるご質問
よくあるご質問
腟カンジダ症を発症しやすい人はどのような人ですか?
腟カンジダ症は、女性であればどの年齢層でも発症の可能性があります。妊娠中、糖尿病、抗生物質の服用、ピルやステロイドの使用、風邪などで抗生物質を摂取して免疫機能が低下した場合、腟内のカンジダが増殖して腟カンジダ症を発症しやすくなります。また、性交渉によっても発症することがあり、HIVウイルスに感染している場合は、腟カンジダ症を発症しやすいと言われています。
腟カンジダ症は再発しやすいと聞きました。本当ですか?
腟カンジダ症は、体調の悪い時・過労や疲労・風邪などで身体の免疫力が弱った時や生理前などに発症しやすくなります。そのため、誰でも再発しやすい要因をもっています。
カンジダは男性にもうつりますか?
男性は、性器の構造が女性と異なり、外部に露出しているため、一般的には細菌の影響を受けにくい傾向があります。男性の発症率は、女性と比べて低くなっています(ただし、包茎の方などは、菌を保有しやすくなります)。
腟カンジダ症を発症しているときに性行為をしても大丈夫ですか?
腟カンジダ症の症状がある場合は、性行為を避けてください。パートナーに感染する可能性があります。カンジダ菌は通常男性の体内にも存在しますが、パートナーの女性が腟カンジダに感染している場合、接触によって感染する可能性があります。パートナーの女性から感染した可能性がある場合は、お互いにカンジダ菌をうつしあってしまう「ピンポン感染」と呼ばれる相互感染を繰り返すことになります。
カンジダ症を放置するとどうなりますか?
かゆみが強くなり、おりものも増加し、外陰部の炎症が広範囲に及ぶ可能性があります。放置していても治らないので、違和感を感じたら検査をし、適切な治療を受ける必要があります。
参考文献
標準微生物学 第13版 中込 治 監修 医学書院
臨床検査法提要 改訂第34版 金井 正光 監修 金原出版株式会社