トリコモナスってこんな病気
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POINT 1世界中で感染者数が増加していて、2020年には15~49歳の人々の間で1億5000万人以上の感染者が新規で確認されました。
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POINT 2男性は無症状の場合が多く、女性では腟に炎症が生じます。
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POINT 3感染するとHIV感染リスクが高まるといわれています。
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POINT 4妊婦が感染すると早産のリスクが高まります。
トリコモナスは、腟トリコモナス原虫によって引き起こされる性感染症で、世界中で感染者数が増加しています。
主に性行為を通じて感染しますが、不衛生な下着やタオルの使いまわし、便器や浴槽の共有でも感染する可能性があると言われています。
男性では自覚症状がない場合が多いですが、尿道炎や前立腺炎などが生じ、尿道から粘性のある分泌物が出たり、排尿時に違和感や刺激を感じることもあります。女性は男性に比べて症状が強い場合が多く、腟に炎症が生じ、悪臭のある黄緑色のおりもの、陰部の刺激やかゆみ、排尿時や性交時の違和感や痛みなどの症状が出ることがあります。妊娠中に感染すると早期破水や早産の原因になることがあります。
症状が消えたり、無症状である場合であっても自然治癒することはなく、治療を受けなければパートナーに感染させてしまいます。また、トリコモナスに感染するとHIVの感染リスクも高まると言われています。一度完治しても免疫はできず、何度も感染します。
主に性行為を通じて感染しますが、不衛生な下着やタオルの使いまわし、便器や浴槽の共有でも感染する可能性があると言われています。
男性では自覚症状がない場合が多いですが、尿道炎や前立腺炎などが生じ、尿道から粘性のある分泌物が出たり、排尿時に違和感や刺激を感じることもあります。女性は男性に比べて症状が強い場合が多く、腟に炎症が生じ、悪臭のある黄緑色のおりもの、陰部の刺激やかゆみ、排尿時や性交時の違和感や痛みなどの症状が出ることがあります。妊娠中に感染すると早期破水や早産の原因になることがあります。
症状が消えたり、無症状である場合であっても自然治癒することはなく、治療を受けなければパートナーに感染させてしまいます。また、トリコモナスに感染するとHIVの感染リスクも高まると言われています。一度完治しても免疫はできず、何度も感染します。
こんな時は、
ぜひ検査してください
1パートナーがトリコモナスに感染していた
2避妊具を使わない性行為や、避妊具に損傷があったとき
トリコモナスは非常に感染力が高く、避妊具を利用せずに性交渉すると感染率が高まります。
3トリコモナスの症状が疑われるとき
トリコモナスに感染した場合、下記の症状がでることがあります。
男性
- 尿道から分泌物が出る
- 尿道のかゆみや不快感
- 排尿時に違和感や刺激を感じる
女性
- 悪臭のある黄緑色のおりもの
- 陰部の刺激やかゆみ
- 排尿時や性交時に違和感がある、痛みを感じる
4妊娠を望むとき
妊娠中にトリコモナスに感染すると、早期破水や早産のリスクが高まります。
けんさの窓口
トリコモナス検査対応キット
トリコモナス検査対応キット
けんさの窓口の
トリコモナス検査について
トリコモナス検査について
けんさの窓口のトリコモナス検査は、腟トリコモナス原虫が存在しているかを顕微鏡によって調べます。
検査内容
腟トリコモナス原虫が
存在しているかどうかを調べます。
存在しているかどうかを調べます。
検査するタイミング
感染の機会の翌日から検査できます。検査する検体
男性:尿女性:腟擦過物
検査結果の解釈
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現在感染している可能性が
非常に高いと考えられます。 -
現在感染している可能性が
低いと考えられます。
※本サービスは、登録衛生検査所による受託検査サービスです。検査結果報告書は医師の診断書ではありません。
※本サービスによる検査結果は測定値であり、診断結果ではありません。
トリコモナスの予防法
トリコモナスは性感染症の一つであり、性行為によって感染するリスクがあります。きちんと治療を受ければ再発は防げますが、再感染のリスクは残ります。このため、トリコモナスの予防には以下のポイントが重要です。
1避妊具の使用
性行為の際には、コンドームを正しく使用することが重要です。これにより、トリコモナスを含む多くの性感染症の感染リスクを下げることができます。通常の性行為の他に、オーラルセックスなどの際にもコンドームを使用してください。
2不特定多数との性行為をしない
不特定多数との性行為は、感染リスクを上げるとともに、感染が見つかった場合にどこまで感染が広がっているのか把握することを難しくします。
3症状がある場合は性行為を避ける
陰部の刺激やかゆみなどの症状がある場合は、性行為を避けることが重要です。
4定期的な検査
自分自身やパートナーがトリコモナスに感染していないか定期的に検査を受けることが重要です。特に新しいパートナーとの性行為を始める前には、お互いに検査を受け、感染していないことを確認することをおすすめいたします。
5自分とパートナーの治療
トリコモナスに感染した場合は、医師の指示に従って治療を完了してください。また、パートナーにも検査と治療を受けるように勧め、両方が治療を受けることで「ピンポン感染」を防ぐことができます。
よくあるご質問
- 検査結果が陽性でしたが、ほとんど症状が出ていません。このまま自然に治りますか?
- 一般的にトリコモナスは自然治癒しないため、必ず医療機関での治療が必要です。治療を受けずに放置していると、陰部に炎症が生じたり、HIVなどの他の性感染症にかかるリスクも高まります。
- 原虫は目で見えますか?
- 腟トリコモナス原虫は肉眼では見えません。顕微鏡で観察可能です。
- 過去にトリコモナスに感染し、治癒しました。今後は感染しませんか?
- トリコモナスは一度完治しても、再感染する可能性があります。このため、自分とパートナーのどちらかの感染が発覚した場合、もう一方も検査を行い、必要に応じて治療を受けることが重要です。どちらか一方だけしか治療しなかった場合、いつまでもお互いに感染させあってしまう、ピンポン感染と言われる状態になる場合があります。
- 検査結果が陽性(+)でした。どうしたらいいですか?
- お近くの医療機関を受診することをお勧めいたします。一般的に性感染症の治療を行っているのは、性感染症内科、泌尿器科、婦人科などになります。どこの病院に行けばいいかわからない場合、けんさの窓口についてくる、東京海上日動のメディカルアシストをご活用ください。24時間お電話で受けられる医療相談サービスです。提携ドクターによる検査結果の相談、お近くの病院のご紹介などを受けることができます。
- 参考文献
- 標準微生物学 第13版 中込 治 監修 医学書院
- 臨床検査法提要 改訂第34版 金井 正光 監修 金原出版株式会社