口腔がんってこんな病気
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POINT 1口の中にできるがんを総称して口腔がんといいます。
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POINT 2日本では男性のほうが女性よりも発生しやすく60~70歳代に多いという特徴があります。
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POINT 3罹患率、死亡率ともに増加傾向にあります。
口の中にできるがんを総称して口腔がんといいます。舌にできるものがその半数以上を占め、他に歯ぐき、上顎、舌と下顎の間、頬の内側、唇にもできます。日本では男性のほうが女性よりも発生しやすく60~70歳代に多いという特徴があります。発生頻度は他のがんと比べるとそれほど高くありませんが、罹患率、死亡率ともに増加傾向にあること、食事や会話といった日常生活で使用する頻度が高い部位であることから注意が必要ながんといえます。
口腔がんの原因はまだまだ不明な点も多くありますが、口腔内の不衛生、飲酒、喫煙、歯肉炎などの炎症、刺激の強い食べ物が発生に関係していると考えられています。特に危険因子は喫煙で、さらに飲酒習慣が合わさると発生確率は上昇することもわかっています。
口腔がんの大きな特徴は目で見える部分にそのほとんどが発生することで、進行する前の状態であっても、口腔内部の細胞から通常とは形が異なる異型細胞を調べることで早期発見につなげることができます。がんができるとその部分の粘膜が赤くなる、白くなったり形が変わるなどのことがあります。しかし、初期にはほとんど痛みや出血を伴わないため、口内炎と思い込んでそのまま放置するおそれがあります。数週間にわたって口内炎が続く場合は注意が必要です。
口腔がんの大きな特徴は目で見える部分にそのほとんどが発生することで、進行する前の状態であっても、口腔内部の細胞から通常とは形が異なる異型細胞を調べることで早期発見につなげることができます。がんができるとその部分の粘膜が赤くなる、白くなったり形が変わるなどのことがあります。しかし、初期にはほとんど痛みや出血を伴わないため、口内炎と思い込んでそのまま放置するおそれがあります。数週間にわたって口内炎が続く場合は注意が必要です。
こんな時は、
ぜひ検査してください
1口内炎がなかなか治らない
2口の中に白い部分、赤い部分がある
3口の中にしびれがある
4口の中にしこりがある
けんさの窓口
口腔がん検査対応キット
口腔がん検査対応キット
けんさの窓口の
口腔がん検査について
口腔がん検査について
口腔がんのほとんどは目で見える表面にできることから、口の中の細胞を綿棒でこすり取り、こすり取った細胞の中に正常細胞以外が含まれているかを検査します。がん化した細胞は、正常な細胞とは異なる形をしていることから顕微鏡で見分けることができます。口腔がんの早期発見として広く用いられる方法です。
検査内容
口腔内擦過細胞に異常がないかどうかを調べます。
検査するタイミング
症状の出現、リスク要因や年齢等、気になると感じた時検査する検体
口腔内擦過細胞検査結果の解釈
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細胞に異常が見られました。
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細胞に異常は見られませんでした。
※本サービスは、登録衛生検査所による受託検査サービスです。検査結果報告書は医師の診断書ではありません。
※本サービスによる検査結果は測定値であり、診断結果ではありません。
口腔がんの予防法
口腔がんの予防には以下のポイントが重要といわれています。
1たばこ、お酒を控える
2歯磨き、うがいを習慣化して口腔内を清潔に保つ
よくあるご質問
- 口腔がんとは何ですか?
- 口腔(口の中)にできるがんの総称です。口腔がんのうち、半数以上は舌にできます。他に、上顎、舌と下顎の間、頬の内側、唇などにもできます。
- 口腔がんは増加しているというのは本当でしょうか?
- 本当です。
- 口腔がんになりやすい人はいますか?
- 日本では男性のほうが女性の2倍以上口腔がん患者が多くなっています。また、喫煙、飲酒、不衛生な口腔内によって口腔がんの発生率が上がることが知られています。
- 口腔がんの自覚症状はありますか?
- 自覚症状がないことが多いですが、口内にしこりがあるなどの症状が現れることがあります。
- 口内炎と口腔がんの違いは医師でなくとも分かりますか?
- 大きながんでない限りわからないことが多いです。口内炎が数週間も続くようであれば検査をおすすめします。